かごしまの畜産物・水産物
かごしま地鶏
「さつま若しゃも」は,昭和47年の太陽国体の開催に合わせて開発された地鶏です。天然記念物でもある「薩摩鶏」を父方に,「白色プリマスロック」を母方に持ちます。
「さつま若しゃも」は,平均80日以上飼育され,肉質は筋繊維が細かく,弾力と締まりに富み,適度な歯ごたえもあります。また,保水性に富み脂肪が少ないことも特徴のひとつです。煮物,焼き物,揚げ物と,どんな料理にもよくあう鶏肉です。
鹿児島県内全域
76千羽
「さつま地鶏」は,鹿児島県の畜産試験場が平成2年度から開発に取り組み,完成まで 10年もの歳月をかけ,平成12年に完成した地鶏です。「薩摩鶏」を父方に,在来種である「ロードアイランドレッド」を母方に持ちます。
「さつま地鶏」は,平均135日以上飼育され,飼養期間の長さは,コクのある旨味と程よい歯ごたえを生み出します。2005年には,『地鶏・銘柄鶏 食味コンテスト』において,日本一に輝いています。
鹿児島県内全域
4千羽
「黒さつま鶏」は,かごしま黒豚・鹿児島黒牛に続く,鹿児島の「新しい黒」として鹿児島県の畜産試験場が平成13年度から開発に取り組み,完成まで 6年の歳月をかけ,平成18年度に完成した地鶏です。本格的な出荷は平成23年度から始まっています。「薩摩鶏」を父方に,在来種である「横斑プリマスロック」を母方に持ちます。
「黒さつま鶏」は,平均105日以上飼育され,歯切れの良さと適度な弾力を持ちながらも,柔らかい食感が特徴です。また,旨味成分を多く含み,地鶏としては脂のりがいいのも特徴です。
鹿児島県内全域
139千羽
鹿児島県地鶏振興協議会事務局
099(286)3226